バネリストのひとりごと MADE IN 超JAPAN.

安に居て危を思う

d0214535_14291385.jpg「安に居て危を忘れず、存して亡を忘れず、治にいて乱を忘れず、是(これ)をもって身安くして国家を保つべきなり」

キャー何とも難しいお言葉!要するに油断するなってことでしょ。

油断って語源は昔、油を一滴でもこぼしたら刀で切られるってやつ・・・なんとも恐ろしい命掛けというわけです。

これは油を持たされている間ずっとなんですが、果たして日常生活をこの気合でやろうものなら、精神が持ちまへんで。
だからちょっと気を抜くことも必要になってきます。そこが油断でありまして、結局はいつもみんな油断している訳ですわ。ホッホッホッ!

というわけで、富士発条でもみ~んな油断(爆)してるんで、火事だけは他人事ではなく本当に怖い。ぜ~んぶ持って行かれますから。で今回も火災報知機や消火器の点検がはじまりました。

けっこういろんな点検グッズが楽しいです。

d0214535_14573775.jpg消火器も富士発条らしく殆ど賞味期限ギリギリです。その中で2本は完全に期限切れでした。でもこれを消火訓練に使ってやろうと、検討中です。やっぱり本当の火をマジで消してみたいですよね。あとの掃除が覚悟ですけど・・・

今更なんでやねん?ですが、1平米以上の部屋には、火災報知機を設置しないといけない法律がありまして、なんとこのレトロ下足箱の裏に(階段の下)扉があって、そこそこの広さから報知機が付いてるらしいのです。ちゃんと図面に載ってました。ちなみに私はこの部屋の存在を始めて知りました。

まだまだ富士発条は奥が深い会社だなぁ~と、これからも発見が楽しみになってきます。だからこそこのダンジョンな社屋を決して焼失させてはいけないのです

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# by banelist | 2013-07-01 14:29 | 報告

1.0mm×0.02mmの安定術

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え~何を作るか秘密です。内緒なんです!
と言いましても、実は当社では内製いたしません。ゴメンナサイ!!!これをとあるバネ会社に送り、そこで未知なるトライが始まるのです。材料は富士発条得意?の平線であります。当然四角いワイヤーなのですが丸線をローラーでつぶして製作するらしいのですが、情けないことにその製作現場を見たことがありません。
丸線でさえ特有の規則的なワイヤーの癖があるのですが、それを癖のあるままつぶすものですから、非常に複雑な目では見えない癖が異径線には存在します。
画像は材料を送り出すフィードロールと呼ばれるものです。通常のバネを巻くときのフィードロールには概ね半丸の材料径に合わせた溝が入っています。ロールには材料を的確に送り出す役目を担っているため、製作時にはあらゆる箇所に±1000分の5mmの公差が付けられ超正確に製作されていないといけません。当社におきましても、長年信用のおけるツール製作会社とお付き合いさせていただいており、このような加工公差が要望可能となっています。
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これがフィードロールに掘られた幅1.000mm深さ0.020mmのワイヤー溝です。もちろん公差±1000分の5mm内でバッチリです。材料が1.000mm×0.050mmなのに何故深さが0.020mmなのか・・・???
当然、上下のロールで的確なロール圧力(この圧力が製品の完成度を大きく左右します)で挟む訳なので溝深さ0.020mmに対して残りの0.030mm分を上の平ロールでクランプするわけです。上のロールも溝付きであると、溝同士を合わせるのに手間がかかってしまいます。狂っているともともと癖の悪い材料が更に最悪な状態へと導かれてしまい、出来上がりの製品の形状に著しく影響を与えてしまうのは言うまでもありません。このツールを使うセットマンの方は、相当な実力者と思います。そしてチャレンジ精神も見習うべきであります。
まだ材料も見ていない状況でいったいどんな品物が出来あがるのか興味深々です。
完製品が出来あがり、公開可能となりました折には当ブログにて紹介させていただきます。
お楽しみに!

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# by banelist | 2013-01-23 13:34 | 技術

竹から学べ!

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昨今の不景気を有効利用しようということで老若男女を問わず社内パソコン教室を開いています。
まずは3DCADからなのですが、ちょっと跳躍し過ぎではあ~りませんか?
当社では、もともとあまりパソコンに興味を持った者が少なく非常に珍しい会社です。
と、いうわけでAUTOCADからGoogle SketchUpに変更されました。
これなら30分で家が建ちますからね。(笑)

こちらとしては実戦での活用は期待していません、なぜならば毎日CADなどに携わることがないからです。
毎日、切磋琢磨しなければせっかく覚えたこともスグ忘れてしまうのは、みなさん周知のとおりですね。
現在ではプロからみれば遊んでいるだけですが、パソコンの仕事用ソフトに興味を少しでも持ってほしいことや、みんなで一つのことに取り組むことの意義を学んでいけたらと思っています。

最近社内勉強会がさかんに行われていますが、

知識を詰め込んだところで、実戦では幾らも役に立たない。
実戦では、変化に対応できる智慧がものをいう。
知識の缶詰は、いずれ智慧の前に跪く。

ということで、やみくもに知識を蓄えるのではなく、オリジナルな自分的智慧を蓄えようではないか。

「竹から学べ!」
知識は教えてもらうことが出来るが、智慧は自分で作り出さなければならない。知恵を授かるというのもあるが、ズバリここでは竹の存在理由、私達に何を教えようとしているのか、を考えることが智慧の習得につながるのではないかと考えている。
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# by banelist | 2012-12-13 16:17 | 技術

Tool illusion

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 何気に同じものを平面研磨するのだったら、2本いっぺんに重ねて1回で済むという訳で削ってみました。

あらビックリAとBの幅が違いますやん!どう見てもBの溝の方が深く見えます。
遠近法で向こう側にあるから小さく見えるんじゃなくって、どの角度から見てもAが狭いのです。

カメラではこの角度しかこの状態に撮影できなかったので、やはり人間の両目で見た錯覚に思われます。
で、そのとき片目で確認するのを忘れました!(;一_一)情けないっ・・・これを上下逆にしてもまたAのほうが狭くなるんです。まぁどうでもいい話なんですが。

そういえばNCコイリングマシンなどの芯金ですが、これもキッチリノギスで測って半円のもかかわらず、Aのように半円以下に見えてしまいます。
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# by banelist | 2012-10-26 14:10 | びっくり!

回るが勝ち!(価値)

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 節電がらみの提案のひとつに、エアコンプレッサーの圧力を下げるというのがありました。これはホームページで理論から実際まで取り上げましたが、今一つメディアさんからは注目を受けませんでした。詳しくはコラムを御覧頂きたいのですが、一度施工してしまうと昼夜を問わず、人の手を煩わすことなく半永久的に節約が行われる優れモノなのです。
現在、現場では枝配管は全てチヨダエンジニアリングさま製に代えられました。美しい緑色のホースにカップリングが光ります。
なぜこの高効率配管システムに興味を持たれなかったのか不思議です。いつも話題は右下に少し写っているマイ扇風機だったのが印象的な夏でしたね。ぜんぜん費用が発生していないところが庶民的だったのでしょうか?

 さて配管の基本的技術にループ配管というのがあります。どんどん元のコンプレッサーから離れて枝が伸びて行くと、その枝ごとの空気圧力にバラツキがでてしまいます。だんだん弱くなっていくのは常識ですね。それを緩和するのがループ配管なのです。一番遠く離れたところの枝と枝をつなぎ一つの大きな輪にしてしまいます。その輪からさらに各機械へと枝を伸ばしていくわけです。これにより工場内配管の場所ごとの圧力の平均化が即され、節電故の圧力減圧に際してもスムーズに対応できるようになります。当社ではこのループが二つあり、そのループ同士も当然つながっているわけです。

画像では奥の機械と手前の機械ではエアー配管経路が違います。かなり末端に近いので二つの機械に供給される圧力は当然違うでしょう。機械から二本のホースが立ち上がっているのは、片方がループの役目を果たすホースであります。

このように少し雑多となりますが、これで節電と末端エアー圧力の平均化が実現します。今までは耳を澄ませばどこかで空気の漏れる音がしたものです。これは絶対にあり得ないお金の無駄だったわけですが、今では静寂そのものです。少しお金はかかりますが、半永久に人手間かけずにお金を稼いでくれるのです。

あなたは、それでもまだマイ扇風機の方がいいですか?(笑)
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# by banelist | 2012-10-22 15:42 | 報告