バネリストのひとりごと MADE IN 超JAPAN. | |||||||||||||
メカ式コイリングマシンに不可欠の太物用芯金であります。話題は何とも言えない欠け方なのです。 超硬製のツールのダメージの受け方には、専門分野の方からみれば普通なのかもしれません。 しかし自分自身、長い間この職業に携わってきて初めてこの曲線欠けに萌えました。このまま動態保存(笑)したいくらいに富士発条世界遺産なのです。 これを未来に残せるほど、我々は裕福でないので仕方なく新しく削りなおしました。が、こうしてブログにだけは、自然が何万年もかかって創りだす(笑)優雅な曲線美を、一瞬にして創り出した我々の技術画像を保存しておこうと思います。 #
by banelist
| 2012-08-09 15:33
| びっくり!
片方だけ脱ぎ捨てられた安全靴。 これに撮影用の照明が煌々と注がれている。 今ここでは言えないが、8月20日の映像を是非ご覧いただきたい。 ほんの一瞬ではあるが、ハッと衝撃を受ける映像がそこにあるだろう。 今回は節電に関する関西電力がどうのこうのと関係なく、「働く汗がここにある」というのがテーマなのだ。 そう今回はいつもの堅苦しいものではなく、暑苦しい中での暖かい町工場汗物語が出来あがっていくわけです。 インタビューにおいても、暑かろうが寒かろうがお客様に対する総合的な品質は、従来通り何も変わらない!というところから始まり、一従業員として、この環境をどう自分にプラスフィードバックするか、過酷な中から何を得るのか?など個人としてのコメントが焦点となっています。 いつもテレビニュースでは、一瞬で終わってしまう花火のような芸術なのですが、今回はドドっ~とスターマインとなるでしょうか?期待大です。 お楽しみに!! #
by banelist
| 2012-08-08 16:31
| 取材
● お客様に奨めまくっている当社の数ある節電グッズの一つ、遮光ネットシステムです。 この施工を行うだけで約20%も電気代を節約できるというものです。しかも対候年月も10年とらくらく元も取れてしまいます。で、なかなかお客さんに売るばかりで、肝心の当社自身の施工が遅れておりました。やっと胸を張って“いい物”の説明ができます。 予め寸法などを測ってもらっているので、その場で切ったりとかはありません。日曜大工までも行かない軽作業(差し込んでネジを締めるだけ)で、夢の節電が実現します。後は危険個所の設置には十分気を付けてくださいね。 しかし、この無駄に駄打っ広い屋上を何か有効利用できませんかねぇ。一番したいのは空中庭園ですね。緑いっぱいで建屋内も涼しくなるし。それかいっそのこと3階建てにする。あと絶対に出てくるのがビアガーデン!これは夏しか利用できませんよね。(笑) ● 届いた品物を丁寧に袋から取り出し数量を確認します。まずは外枠作りから始めます。基本はパイプを継手に差し込んではネジを締める方法で組み立てていきます。お安く設置したい場合には、継手に接着剤にて固定する方法もありますが、これは後で分解できないリスクがあります。というわけで余程のことがない限りここまで10分もあれば出来るでしょう。 ● ひっくり返して足の取付です。この足がぐらつきを無くし、水平を保持する調整が出来るようになっています。室外機の斜めファン部分のパイプも取り付けていきます。この斜めのパイプが全体の強度に大きく貢献することは、すぐお分かりいただけることと思います。 ● ここまで出来たら室外機に被せます。かなり大きめに囲っていますが、この隙間が節電につながるノウハウなのです。ただ囲うだけであれば誰でも簡単に出来るでしょう。人工リーフも取付準備に入ります。リーフの裏には5cm角くらいの網になっていて、いろんなところに固定できるようになっています。そこに当社製引っ張りバネが、パイプとリーフをいい塩梅で引っ張り、また取り外しも楽に出来るようになりました。 ● リーフを取付終わってこのままでは、システム全体が風などに飛ばされる危険性があるので、室外機下部としっかり固定します。(左画像)これだけでもかなり涼しそうで節電に貢献しそうですが、最後にこのシステムの要となる遮熱シートを取付ます。このシートが節電の全てと言っても過言ではないくらい、優れものとなっています。室外機側はカーボン、外側はアルミが使われています。また遮熱シートもパイプと固定しているのは、当社ステンレス製引っ張りバネです。 #
by banelist
| 2012-07-17 13:44
| 節電
節電対策目白押しの富士発条です。そりゃデマンドを監視する前は109kwでしたから、現在それを57kw以内に抑えようとする試みは並大抵ではありません。 なんと48%減ですよ!なんのスイッチを入れようと声かけ確認を怠ると、一瞬で水の泡になっちゃうんですから、関西電力恐ろしきです! この7月上旬で現場内平均気温34℃を朝から記録しています。耐えれるか耐えれないかは湿度に依存しています。10%湿度が下がるだけで全然体感温度が違います。と言いましてもエアコンで除湿などしてしまっては、節電に繋がりません。 ここで体感温度を気分的に下げるために、若い社員さんが提案してくれました 人口密度は体感温度上昇のもと、画像を見ただけでも解るとおり、この二つの画像が一箇所にあったわけです。機械配置を出来るだけ広く間隔を取り、風の流れを感じれるようにします。こうしただけでも「涼しそう」ですよね。 若さの提案は素晴らしくなるべく取り入れようと、肝に命じています。 なるべく一日中稼動し続ける機械は、密集地帯より離すような提案もありました。いかにエアコンを極限まで使わずにいくかの戦いなのです。 現在最終的に落ち着いているセット状況は現場の小電気炉2台、エアコン1台、研磨課エアコン1台、大型研磨1台、中型研磨1台、2階試作課+商品管理課のエアコン1台。これでいっぱいいっぱいですね。 #
by banelist
| 2012-07-10 08:29
| 節電
節電の波はあらゆるところにまで及んでいます。何十年間も試作課が二つに分かれていたのを合併するにまで至りました。これは富士発条代々不思議の一つで、ほぼ同じ道具を使うのに何故部署が分かれたのか?作業内容は押しバネ引きバネと捻じりバネとには解れていましたが・・・ それが今回の節電騒ぎで、結界が無くなったというか地獄門が開いたというか、誠持って凄いことなのです。上の画像はもと捻じりバネ試作課で、機械課の電気炉地獄の2階に位置します。見た感じは環境は良さそうですが、1階の電気炉の熱気をもろに受けるのです。 ということで、比較的高齢者が多いここには高級エアコンがあるわけなんです。 下の画像、ここは1階最奥部にある年齢的に姨捨と言いそうになりますが、いやいや神聖なる富士発条仙人衆の祠なのです。数々の伝説の仙人を生み出した次元が違う場所でもあります。ここにある全てのものに技の息吹が込められています。先人の魂がまだまだ生きづいている、そんなこの部署が移動するなんて有り得ないのです。 ということでここにも高級エアコンがあるのは当たり前です。しかし西日をもろに受けるこの部屋はどうしてもこうしても移動の対象になりました。もうお祓いをしないといけないくらいですね。あとは奇麗に片付けて合掌です。 画像は昔話というか逸話を語る、現仙人の一人と一番弟子。形あるものいつかは滅びるといいますが、富士発条バネ作り精神は永久に残ることでしょう。またこの場所が活気あふれることを夢見て・・・・・ #
by banelist
| 2012-07-09 16:28
| 節電
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